2023.12.13

W2、ECプラットフォーム「W2 Unified」をアップデート OMO対応機能を拡充

最先端ECプラットフォームを展開するW2は12月12日、OMO/オムニチャネル対応型ECプラットフォーム「W2 Unified 」において、今後のアップデート予定を発表した。オフラインとオンラインをシームレスにつなぐ機能を、EC領域、リアル店舗領域、スタッフソリューション領域の3つの軸において順次追加する。オンラインとオフラインの相互送客に加え、オンラインでも実店舗のスタッフの接客力を生かし、より良い購買体験の実現を支援する。

多くの企業のECプラットフォーム開発に携わってきたW2は、近年、事業者より多数寄せられている「オムニチャネルやOMO施策の強化に取り組みたい」「実店舗とEC、店舗で働く販売員のソリューションをシームレスにしたい」とのニーズに対応するため、オンラインとオフラインの統合に加え、実店舗で働くスタッフを絡めたマーケティング戦略を実現するビジネスブランド「 W2 Unified Commerce」を展開。ユニファイドコマースの実現と日本のコマースの進化を目指している。

このほど、事業者からの要望にさらに応えるべく、カスタマイズ開発に加え、SaaS型のサービスにも実店舗を絡めた機能を拡充していくことを決定したとし、OMO/オムニチャネル対応型ECプラットフォーム「W2 Unified 」の今後のアップデート予定を発表した。

W2の提供する「W2 Unified」はフロント画面管理・バックオフィス管理・マーケティング・CRMなどを標準搭載しているオールインワンのOMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム。業界トップクラスのセキュリティで安定したECサイト運営を実現しつつ、セールやクーポンなどの販促から、SNS投稿の連携など、最新のマーケティングを行うための機能を備える。

これまでに培った自社の技術力と経験を活かすことで、大企業から中小規模の事業者にも、オンライン・オフラインの統合と実店舗で働くスタッフを絡めた1歩先のマーケティング戦略に取り組んで欲しいとしている。

W2ではすでに、2022年12月にはオンライン販売支援サービス専用アプリ「Benent(ベネント)」との機能連携、2023年には「LINEミニアプリ×CROSS POINT×POSレジの連携」による顧客データの活用促進、BOPIS(店舗受け取り)機能の提供を開始しており、今後はこれに加え、「W2 Unified」において、「EC領域」「リアル店舗領域」「スタッフソリューション領域」の3つの軸における機能を揃えていく予定としている。

「EC領域」「リアル店舗領域」「スタッフソリューション領域」の3つの領域における機能を拡充することで、オンラインとオフラインの相互送客に加え、オンラインでも実店舗のスタッフの接客力を生かし、より良い購買体験の実現を目指す。

具体的には、「EC領域」では、店舗送客(ECで返品受付、店舗で返品)、クリック&コレクト、ECから店舗在庫の取り置きなど、通常のオンラインショッピングの買い方をより便利にする機能を追加する。「リアル店舗領域」では、ECサイトとリアル店舗のPOSレジ連携、エンドレスアイル機能(店舗注文、EC配送)、ショールーミング店舗対応といった、ECサイトの機能を使ってリアル店舗の買い方をより便利にする機能の追加を行う。「スタッフソリューション領域」では、EC上で、リアル店舗スタッフを巻き込んだプロモーションを実施する機能として、リアル店舗スタッフによるオンライン接客機能の製品サービス化(Instagramと連携したスタッフコーディネート投稿、LIVEコマース、動画対応、スタッフブログなど)を追加予定としている。


▲エンジニアリング本部 製品開発部 部長 ユニファイドチーム プロジェクトリーダー 小神野生夢氏

今回の発表に伴い、W2 エンジニアリング本部 製品開発部 部長 ユニファイドチーム プロジェクトリーダー 小神野生夢氏は、「私たちW2は、これまで多くの企業様のECプラットフォーム開発に携わって参りました。この中で、ECサイトの開発はもちろん、リアル店舗とのデータ連携や、店舗で働くスタッフを絡めたオンライン接客やライブコマースなどの施策に対するニーズの高まりを強く感じています。こういった多くの企業様の声に応えるため、私たちは、更なる勢いで『W2 Unified』に、リアル店舗とECサイトをシームレスにつなぐ機能を追加して参ります。これまで大規模な費用や工数と時間が必要だった機能も、オプションや標準機能として追加していく予定ですので、ぜひ私たちW2にご注目ください」とコメントした。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事