アズワン、中間期EC売上14％増の128億円 オーシャン・ネット通販がけん引

アズワンは11月17日、2023年4ｰ9月期（中間期）の決算説明会をライブ配信し、中間期におけるEC売上高が前年同期比14.7％増の128億9800万円だったと発表した。
　
大手企業向けの集中購買システム「ocean」や、大手通販サイトへの出品によるネット通販事業者向けの売上高がけん引。集中購買システムの売上高は、同13.9％増の61億6500万円、ネット通販事業は同12.8％増の51億5300万円となった。
　
また、ウェブ単独掲載品の売上高も同23.7％増の67億2200万円となり、ECチャネルの売り上げが伸長した。
　
決算説明の中で井内社長は「全売上高1000億円が視野に入ってきた」と強調した。
　
中間期における全売上高は、同3.6％増の441億1300万円、営業利益は、同6.7％減の49億7400万円だった。2024年3月期の通期見通しは売上高を966億円（前期比5.7％増）、営業利益103億円（同9.4％減）とした。
　
同社では、2025年3月期が5カ年中期経営計画の最終年度にあたる。計画では、2025年3月期の全売上高を1066億円としていく。今期の業績が売上高1000億円達成の鍵を握る。