2023.11.15

ウェルネスプロテイン「KOREDAKE」展開のメップル、2億円を調達 マーケ強化や商品開発などに充当

ウェルネスプロテイン「KOREDAKE」(左)とメップル 鈴木友樹CEO(右)

ウェルネスプロテイン「KOREDAKE」を展開するメップルは11月14日、第三者割当増資によりシリーズAラウンドにおいて2億円の資金調達を実施したと発表した。W fund と T&D Innovation Fundをリード投資家として、三菱UFJキャピタル、中川綾太郎氏(newn 代表取締役)、その他の投資家から出資を受けた。調達資金はマーケティングの強化や新商品の開発などに充当する。

ウェルネスプロテイン「KOREDAKE」は、タンパク質の含有量だけでなく、食物繊維や26種のビタミン・ミネラルなど、身体に必要な33種類の栄養素を配合した“完全栄養食”のプロテイン。2020年3月末の販売開始から口コミを中心に認知が広がり、売り上げは着実に増加し、会員数は2万人を超えた。自社ECサイトの定期購入者は全体の95%以上で、継続率は93%以上を占めるなど、女性を中心に高い支持を集めている。

これまで、「KOREDAKE」では商品の改良や「ミルクティー」「アーモンド」「ピーチ」といった定番フレーバーに加えて、「カカオ」「抹茶」などの限定フレーバーを取り入れてラインアップを充実させるなど、美味しさと体験価値の向上に努めてきた。さらに、日本初の “シェーカー不要” プロテインとして、個包装の「シェイクパック」も提供し、利用シーンの拡大にも注力してきた。


▲個包装の「シェイクパック」

今回の資金調達では、マーケティング強化や新商品の開発のほか、定期購入サービスの強化も図る考えだ。地球環境にも配慮した公益性の高いブランドとしての成長を推進していく。直近では、日本ではまだ少ない「B Corp(B Corporation)」の認証に向けた取り組みも着手している。

「これまで『KOREDAKE』では、商品の品質向上、ラインアップの拡充、人と地球環境に優しい原材料の導入など、商品そのものに焦点を当てて改良に取り組んできた。皆さまに支えられ、『KOREDAKE』はブランドの立ち上げから3年半を迎え、定期購入の継続率が93%、会員数が2万人を超えるまで成長し、多くの顧客に日々の食生活の一部として愛用されている。しかし、私たちの思いがまだまだ多くの人に届いていないことも事実だ。今後は、『KOREDAKE』の魅力や価値をより広めていき、健康的なライフスタイルを自然な状態で継続できるよう取り組んでいく。そのために、クリエーティブな活動やコミュニティーの力を活用し、新たな仕組みを構築していく予定だ」(鈴木友樹CEO)と話す。





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