2023.11.14

広島・安芸高田市、9月度のふるさと納税寄付額が1億円突破 前年同月比10倍に

石丸伸二市長

広島・安芸高田市の石丸伸二市長はこのほど、9月のふるさと納税寄付額が前年同月比10倍となる約1億円を超えたことを明らかにした。SNSで話題となった8月以降、ふるさと納税寄付額は大幅に前年同月を超えている。

2023年8月度のふるさと納税寄付額は前年同月を1354万円超える2091万円だった。同9月度のふるさと納税寄付額はさらに大幅に増加することとなった。同10月14日に開催した「元就の里リレーマラソン」での開会の挨拶で、石丸市長は「現在、安芸高田市は非常に盛り上がっており、なんと9月のふるさと納税寄付額は1億円を超えることができました」と意気揚々と話した。安芸高田市の2022年度のふるさと納税寄付額は約2億円だった。たった1カ月で前年度のふるさと納税寄付額の半分を獲得することができた。

石丸市長は10月9日、X(旧Twitter)で「本日、フォロワーが20万人を超えました。1人平均1000円の ふるさと納税 で2億円が入る計算です。臨時の財源があれば教育分野への投資を増やせるので、是非ともご支援をお願いします」と呼び掛けていた。

加えて、10月10日、安芸高田市のXの公式アカウントで体験型返礼品「石丸市長との昼休み」の応募を開始し、開始3分で売り切れになった。石丸市長の人気の高さが分かり、モノだけではない、人を使ったサービスの高い可能性も明らかになった。今後、第2弾の体験型返礼品の提供を検討しているという。

SNSが発達した今、どこで何が流行するかは分からない。石丸市長の力強いな発言力や市政の変更を願う強力な姿勢がSNSで話題となり、YouTubeやTikTokなどで話題になっている。その動画を見た視聴者が石丸市長を応援したいという気持ちでふるさと納税を支援しているのだろう。

どこで流行の波が来るかは分からないが、言えることは常に全てのことに真面目に向き合うべきだということだ。今回のふるさと納税の寄付額の拡大は、さまざまな業界と企業にとって参考になるはずだ。





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