2023.10.14

日本酒ECのスクナヒコ、「sakazukyマイスター」が銘柄紹介 「文化と技術で、世界を酔わそう」が使命

佐久間幸彦社長

スクナヒコは、日本酒の”ツウ”が銘柄を推薦する日本酒専門「sakazuky STORE(サカズキーストア)」を運営している。同社のミッションは、「文化と技術で、世界を酔わそう」だという。ECを中心に、日本酒文化を広める事業を展開している。

同社の佐久間幸彦社長は、「社名の由来は、『少彦名命(スクナヒコナノミコト)』という、酒造りの技術を広めた神様だ」と話す。「日本各地に根付く個性豊かな日本酒文化を、もっと身近に、もっと気軽に楽しめるように広めていきたい」としている。

同社の自社ECサイト「sakazuky STORE」は2023年2月に開設した。

同サイトでは、日本酒ソムリエや蔵人、料理人などの日本酒通が「sakazuky(サカズキー)マイスター」として、日本酒の銘柄を紹介する。

マイスターの中には、「日本酒ルーキー」といった肩書きで、「最近日本酒を飲み始めた人」もいる。日本酒ビギナーにとって身近なお薦め情報も知ることができる。

消費者は、幅広いバックグラウンドの紹介を基に、日本酒を購入できるという。

同社の佐久間社長は、「日本酒を飲む一番のきっかけとして、『人が薦めてくれる』ことが重要だと考えている」と話す。「そうした、日本酒の新たな扉を開く体験を、『ECサイトを通して再現できないか』と考え、このサービスを作った」としている。


▲日本酒通が「sakazuky(サカズキー)マイスター」として日本酒の銘柄を紹介

「以前から、日本の歴史に深い興味があった。日本酒を飲んで楽しむ中で、日本酒が持つ文化にも興味を持った」とも言う。「日本独自の日本酒文化を国内外で広めたいと考え、日本酒の事業を始動した」と話す。

「元々ある日本の酒蔵や日本酒文化を、当社のサービスを通して、盛り上げていきたい」と語る。

現在同社では、日本酒のアプリを開発中だという。日本酒作りを疑似体験できるなど、ゲーム性を楽しめる日本酒アプリをリリース予定だとしている。





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