花のサブスク「ブルーミー」、生け花「草月流」と提携 顧客に新たな選択肢を提供

花のサブスクリプション（サブスク）サービス「ブルーミー」を運営するユーザーライクは8月7日、国内大手の生け花流派「草月流」を展開する一般社団法人草月会と提携したと発表した。「ブルーミー」会員に生け花を購入する選択肢を提供する。既存会員の選択肢を増やし、満足度向上を図る。
　
第1弾として、季節の花を使った生け花を発売した。新商品は「草月流」が監修し、季節の花を使用した鮮やかな色合いや、生け花の技法を生かしたデザインが特徴だという。


▲「水雲」


▲「夏花火」


▲「蛍光」

花瓶に飾ることができ、誰でも簡単に設置できる。生け花の文化と、季節の花の魅力をより楽しむことができる商品だ。
　
「ブルーミー」の累計会員数は、10万世帯を突破している。会員の約8割が、20～40台の女性顧客だ。「花を飾る習慣がなかった層」が8割以上を占めている。サービス開始から、自宅で手軽に花を楽しめるという点が、好評を集めている。
　
「『ブルーミー』は花の定期便として季節の旬の花を自宅に届け、花がある生活の機会と花を楽しむ習慣を創出している。花への関心が高まっているユーザーも多く、『草月流』と融合することで、日本文化である生け花に触れる機会を作っていく。新たな花体験と日本文化の浸透を目指していく」（武井亮太CEO）と話す。