トレカのフリマアプリ「magi」運営のジラフ、総額13億円を調達 実店舗展開やファン育成を強化

トレーディングカードのフリマアプリ「magi（マギ）」を運営するジラフは8月1日、第三者割当増資と借り入れにより、累計約13億円を資金調達したと発表した。調達資金は実店舗の展開やファンコミュニティーの形成に充当する。
　
資金調達とともに、J.フロントリテイリングと資本業務提携も締結した。リアルな場におけるコレクター向けアイテムを核とした業態開発と、実店舗を軸としたファンコミュニティーの共創を目指す。
　
提携による施策の第1弾として　2023年9月8日に、愛知・名古屋市の商業施設「名古屋PARCO（パルコ）」にトレカショップ「magi名古屋PARCO店」を出店する計画だ。
　
「当社として今回の名古屋への出店は、初の試みとなる。若年層を中心としながらも、幅広い世代の人に受け入れられ、広がりつつあるコレクターズアイテムの市場を、J.フロントリテイリングと一緒に切り開いていくことが非常に楽しみだ」（ジラフ 麻生輝明社長）と期待を寄せる。