携帯電話等の販売及び代理店業務を展開するティーガイアはこのほど、、日本・アジアのフェムテック産業のリーディングカンパニーであるfermataと資本提携した。フェムテック事業への本格参入を目指す。
「Female（女性）」と「Technology（テクノロジー）」を組み合わせ、女性の健康課題をテクノロジーで解決できる製品やサービスを指すフェムテックは、ここ数年で急速に市場が拡大しており、日本において、2025年には約2兆円の経済効果があると予測されている。
こうした状況を受け、ティーガイアは、携帯電話販売等で培った質の高い接客力を活かし、すべての女性の悩み解決につながる事業開発を目指して、2022年9月にfermata社監修のもとPOP UP STORE出店など取り組みを開始。これらを経て、本格的にフェムテック事業の開発を進めるべく、このほどfermata社と資本提携した。
fermataは、「あなたのタブーがワクワクに変わる日まで」をビジョンに掲げ、未だタブー視される傾向にある「女性のウェルネス」課題を解決・支援する事業を展開。女性の体の悩みなどを共有するプラットフォームの創出や、ウェルネス課題の解決に繋がる世界中のプロダクトの提供などを行っている。
今回の提携により、携帯電話販売のリーディングカンパニーであるティーガイア、日本・アジアのフェムテック産業のリーディングカンパニーであるfermata、両社の事業シナジー創出を目指す。
ありたい姿に「豊かな未来のために価値を創造し続ける企業グループへ～社会に必要とされ、社会に貢献する会社～」を掲げるティーガイアは、女性ならではの健康課題や悩みの解消し、全ての人々が生きやすい社会の実現に貢献すべく、フェムテック事業に取り組んでいる。
今後は、自社が持つ接客力を活かした独自ブランドを立ち上げ、店舗・ECサイトの展開を予定。女性が生き生きと活躍できる社会を創るために、リアルとオンラインの両面から、会話を通じて顧客1人ひとりに寄り添う場を提供していく考えを示した。
