2023.08.10

白鳩、第1四半期売上は5.0%減 巣ごもりの反動や物価高が影響

プライベートブランドなどの売り上げ比率が上昇

白鳩の2023年3ー5月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比5.0%減の14億6600万円だった。巣ごもり需要の反動や、電気、ガスなどの価格高騰による買い控えが影響したという。営業損失は400万円(前年同期は2000万円の営業利益)、経常損失は3800万円(同1400万円の経常利益)、四半期純損失は5700万円(同1500万円の純利益)だった。
 
国内販売においては、仕入原価が上昇したことを受けて、価格転嫁を進めた。さらに水道光熱費の高騰などによる買い控えの影響を受けて、購入件数は前年同期比14.1%減となった。一方で、客単価は同8.9%増となった。
 
自社ECサイトにおいては、購入件数は同7.0%減と減少したが、アフィリエイト施策によって新規顧客へのリーチを拡大した。アクセス数は同42.5%増となり、売上高は同1.7%増となった。
 
同社のプライベートブランドやコラボレーションブランドによる売上高の構成比は、29.2%となり、同1.6ポイント伸長した。引き続き他社と差別化を図れる商品の拡充に注力する。





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