2023.08.05

ファンデリー、国産100%の冷凍食品ブランド「旬をすぐに」展開 82種類の添加物を使用しない高級ライン

ライブ配信のサムネイル

糖尿病食や腎臓病食などの冷凍弁当ブランド「ミールタイム」を手掛けるファンデリーは2020年から、冷凍食品ブランド「旬をすぐに」を提供している。国産食品を100%使用し、健康被害の恐れのある82種類の添加物を使用しない、高級ラインとした。

疾病を持っている人向けの「ミールタイム」とは異なり、疾病になる前に若いうちから健康な食事をとってもらうため、ターゲットは20~50代としている。栄養価と同時に味のおいしさも重要視していて、子ども用に、親が購入するケースもみられるようだ。

ブランド認知拡大には、SNSとユーチューブを活用している。新商品が出るタイミングで行うライブ配信には料理人が出演している。「『旬をすぐに』には、和食・洋食・中華それぞれの料理人がいる。担当した料理を紹介する形で、交互に出てもらっている」(経営企画室・管理栄養士の高橋茉央氏)。

動画のサポートは、同社の埼玉工場に勤める社員が行っている。野菜やコメ、肉など全て生産者の顔が見られることが特徴で、生産者を紹介することもあるようだ。動画の告知には、ツイッターやインスタを活用していている。


▲殿堂メニュー8品目のロールレタス

「旬をすぐに」では、ユーザーのレビュー評価が特に高いメニューを「殿堂メニュー」に指定している。7月25日には、JA長野八ヶ岳とコラボレーションした「八ヶ岳の太陽に一番近い野菜 出汁が染みる和風ロールレタス」が8品目の殿堂メニューとなった。

「『旬をすぐに』を開始して、利用者の幅が広がった。必要とする家族がいる場合は、『ミールタイム』も活用し、孫から祖父母の世代まで、ファンデリーの料理を楽しんでもらいたい」(同)と話す。





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