美容サロン向け通販のビューティガレージ、EC売上は23.1％増 モバイル経由が約半数に

美容サロン向け通販のビューティガレージの2023年4月期におけるEC売上高は、前期比23.1％増の180億8900万円になった。EC化率は同4.0ポイント増の83.3％に拡大している。
　
スマホアプリを刷新したことで、モバイル経由の売上比率は、同3.6ポイント増の48.5%と半数近くにまで伸びている。
　
電話やFAXなどの注文を含む物販売上高は、同17.3％増の217億2500万円だった。
　
継続的に顧客企業が増加しており、過去1年間に1回以上の購入履歴があるアクティブユーザー数は、同11.6％増の16万2006口座となった。2023年2‐4月期（純第4四半期）には、四半期ベースで初めて売上高が60億円に達した。
　
2022年11月に刷新したスマホアプリ経由の売上高が特に伸びている。今年2～4月のスマホアプリ経由の売上高は、いずれも前年同月比で30％以上伸長した。
　
商品タイプ別では、化粧品・材料の売上比率が、同3・3ポイント増の56.5%と拡大している。有名ブランドの取り扱いが開始するなど、商品ラインアップが拡充し、ナショナルブランドの化粧品の取り扱いが伸びた。
　
同社は物販だけではなく、店舗設計やリース、保険など美容サロンにまつわる多様な支援サービスを提供している。美容サロン向けのECサイト構築サービスやM＆A仲介なども提供を開始しており、さらに包括的に支援できる体制を整えていく。