2023.07.05

D2C/定期通販特化型ECカート「楽楽リピート」、SBペイメントサービスの「EMV 3-Dセキュア」に対応

ネットショップ支援室は6月27日、D2C/定期通販特化型ECカート「楽楽リピート」において、SBペイメントサービスが提供する「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」に対応した。セキュリティ対策のさらなる強化を図った。

ネットショップ支援室の提供する「楽楽リピート」は、定期購入・単品通販・リピート通販に特化した、ECサイト構築のためのSaaS型ECカートシステム。化粧品やサプリメント、ダイエット補助食品などに有効な定期通販機能が充実しており、新規獲得のためのフォーム一体型LPやアップセル・クロスセル機能をはじめ、獲得した顧客の育成に必要なCRM機能も標準機能となっている。

このほど、SBペイメントサービスが提供する「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」への対応を開始した。これにより「楽楽リピート」を利用する事業者は、決済代行サービスとしてSBペイメントサービスを利用可能となる。


▲「EMV 3-Dセキュア」対応決済にSBペイメントサービスを追加

「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」は、3Dセキュア2.0に対応している決済代行サービス。3Dセキュアとは、クレジットカード決済を非対面で行う際に、クレジットカードに記載されている情報の他にパスワードを入力することで、不正利用を未然に防止することができる本人認証サービス。3Dセキュアを導入することで、オーソリ実行前に不正注文を防ぎ、チャージバックのリスクを低減させることができる。



一方、ユーザーにとっては、3Dセキュア導入により手間が増えることになり、途中離脱(カゴ落ち)のリスクが生まれていた。「3Dセキュア2.0」は、これらの課題を解決するため、不正利用の疑いがある場合のみ本人認証画面を表示するリスクベース認証の導入、スマートフォンアプリケーションへの対応、ワンタイムパスワードや生体認証への対応を開始。「3Dセキュア1.0」と比べ、課題を大幅に改善している。

クレジットカードの不正利用被害額は年々増加しており、2021年には330億円を超えた。クレジットカードの不正利用によってチャージバックが発生するため、事業社は対策が必須となっている。不正利用対策はいくつかあるが、3Dセキュアを導入していない場合、事業社が売上を負担する必要があるため、特に重要な対策となっている。



「楽楽リピート」は、今回の「EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)」の追加対応により、セキュリティ対策の強化を図った。




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