2023.04.03

DHC、会長CEOに元オルビスの高谷氏 代表取締役3人体制に

代表取締役の3人(左から高谷氏、宮崎氏、小高氏)=DHC 提供

オリックスにグループ入りしたディーエイチシー(DHC)は4月3日付で、代表取締役会長・CEOに元オルビス社長の高谷成夫氏が就任したと発表した。1月末にDHCの副社長から内部昇格した宮崎緑代表取締役社長・COO、オリックス出身の小高弘行代表取締役副社長と代表取締役3人体制を敷いた。

代表3人を除く役員は合計13人、このうち監査役を含む8人がオリックスから就任し、DHCから5人が就いている。

新経営体制のもと、次の成長に向けたプロジェクトを始動し、「新生DHC」のブランド価値の向上に取り組んでいくとしている。

現在のところ、事業部体制など組織変更は特にない。現在の国内子会社はDHC酒造、広告の伝々虫の2社。1月にオリックスが事業の引き継ぎ対象にしないと発表していたリゾート会社、放送局は子会社から外れている。

決算月は従来通り7月期とする。

また、DHCが本紙に寄せた社長の略歴によると、宮崎氏は1993年にDHC入社。翻訳・通訳、化粧品・健康食品のコンビニ・ドラッグストア向け営業、通販・マーケティングなどに従事してきた。2015年に取締役、2020年に常務取締役、2021年に取締役副社長に就任。2023年1月から現職。1967年11月生まれ。





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