2023.04.04

ジャパネットHD、スターフライヤーの機内販売をリニューアル モバイルオーダー化や配送連携も実施

機内販売の利用方法

ジャパネットホールディングス(HD)は3月31日、スターフライヤーと共同で実施している機内販売を刷新した。運航する国内5路線全便において機内販売システムをリニューアル。ジャパネットが独自開発した機内販売システムによりモバイルオーダー化し、販売商品の選定から配送までを連携して運営する。搭乗者のベネフィットを高め、サービスの拡大を目指す。

スターフライヤーとジャパネットは、2022年8月26日に資本業務提携の実施を発表し、機内エンターテインメントサービス・物販事業・旅行事業における連携強化を図っている。3月1日から先行して機内誌や機内コンテンツのリニューアルを実施していた。3月31日に機内販売のリニューアルしたという。

新しい機内販売システムでは、モバイルオーダー化を図り、機内販売利用時の購入用紙への記入を廃止した。利用者は手持ちのスマホ・タブレットで購入ができる。離陸時でも通信が可能となり、機内誌の商品ページにある2次元バーコードを読み込み、必要情報を入力するだけで注文が可能だ。

配送においても連携を図ったことで、従来機内での受け渡しのみだった購入商品の配送が可能となった。自宅だけでなく、国内の希望の届け先へ配送が可能なため、旅先で荷物になることなく、お土産やプレゼントとしても利用できるうえ、機内に積み込める商品数の制限による在庫切れの心配も不要となる。

自社で物流システムを持つジャパネットが配送をサポートすることで、降機後すぐに出荷・発送し、最短で翌日の配送が可能になる。搭乗時に機内誌から読み込んだ2次元バーコードは24時間利用できるため、移動時間に左右されず、降機後もゆっくりと買い物を楽しむことも可能だ。

さらに機内誌で販売する商品は、ジャパネットが厳選した「スターフライヤー限定販売商品」へと一新。食品・酒は産地にこだわった逸品を用意。生活雑貨はジャパネットの通信販売でも好評の品々をスターフライヤー限定仕様にて提供する。

搭乗する顧客のベネフィットをさらに高め、安心で快適な空の旅を楽しめるようサービスの拡大に取り組んでいくとしている。




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