2023.02.16

アースダンボール、「猫の家」になる段ボール発売 配送用にも使用可能

「三角屋根の猫の家」

段ボールの通販を展開するアースダンボールは1月20日、「三角屋根の猫の家」を発売した。同商品は、通販などの、配送用の段ボールとして使用することができる。開封後に天面を組み合わせると、猫の家としても使うことができるのが特徴だ。
 
「猫は段ボールが好きで、よく入ってしまうという話は聞いていた。そこでいっそのこと、段ボールで家を作ってしまおうと考えた」(奥田敏光社長)と話す。「商品発送後にも再利用できる。すぐ捨てられることが少なくなる。オーダーメードで企業ロゴなどを入れれば、広告効果も期待できるかもしれない」(同)とも話す。



同商品には、天面のフタ同士が重なるタイプの段ボールを使用している。カッターなどで開封した際、中身を傷つけないため、アパレル業界などで多く使われているという。「天面を屋根のようにつなげれば、家のようになる。そこに当社の印刷技術を加えれば、面白い商品になる」(同)と考えた。



同社では、段ボールのフルカラーインクジェットプリントに対応している。段ボールの両面印刷に、小ロットから対応できることも、同社の強みだという。

「段ボールの用途というと以前は、企業間の輸送がほとんどだった。今や個人宅に届けられるのが当たり前になっている。段ボールプリントという技術で、通販業界をさらに盛り上げていきたい」(同)と話している。



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