メール配信システム「Cuenote FC」提供のユミルリンク、売上高が13％増 8期連続増収に

阪急阪神東宝グループで、メール配信システム「Cuenote（キューノート）FC」を提供するユミルリンクの2022年12月期売上高は前年同期比13.1％増の21億8100万円だった。8期連続の増収で、過去最高を更新した。営業利益は同25.7％増の5億2000万円と4期連続の増益となった。

「メール」が同9.7％増の18億1700万円だった。年間メッセージ数は750億通を突破した。月間解約率は平均0.37％と引き続き低い水準だった。第2四半期に特定顧客による大規模配信が貢献したことで、「SMS・Auth」が同40.8％増の3億600万円だった。

2023年12月期は、「Cuenote SMS」において、総合行政ネットワーク「LGWAN」からSMS（ショートメッセージサービス）の送信が可能となるサービスを提供する。また、SMSの送信時に発信元の番号が携帯4社で同一の番号を利用できる共通番号（共通ショートコード）に対応することで、なりすましを防止する。