2022.11.17

オイシックス・ラ・大地、「Oisix」の中間売上は横ばいの284億円に

ミールキット「Kit Oisix」の実績

オイシックス・ラ・大地が発表した22年4‐9月期(中間期)における食品EC「Oisix」の売上高は、前年同期から横ばいの284億5000万円だった。
 
営業利益は前年同期比6.0%減の38億2000万円。連結ベースの売上高は同1.0%減の554億5000万円だった。
 
「Oisix」の会員数は前年同期から約8000人増の35万5962人。純第1四半期よりも会員数の増加ペースが復調傾向にある。獲得効率を重視しながらPR費用を投下したとしている。
 
会員1人当たりの月間購入金額は5%減の1万1892円。コロナ前と比べると12%増で計画を上回った。
 
ミールキット「Kit Oisix」の会員は14%増えて23万8497人。料理家の栗原はるみ氏が創業したゆとりの空間と資本業務提携し、9月には新商品のミールキットを投入した。
 
下期は11月11日に、テレビ番組「DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~」とミールキットを共同開発し、販売を始めた。
 
また、赤ちゃん本舗やディーン&デルーカを起点とした新規顧客層にもアプローチする。テレビ番組「トニセンのおいしくロスめし食堂」の提供も始めてブランドの認知を広げる。
 
11月10日に開催した決算説明会で、高島宏平社長は「全般的に見込み通りの業績だった。単価については旅行や外食などの行動制限の緩和による逆風があったが、3ブランドともコロナ禍前よりも増えた」と話した。



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