2022.11.16

楽天、第3四半期の国内EC流通総額は11.7%増の3.9兆円 スーパーセール売上の25%超が楽天モバイルユーザー

楽天グループ(楽天)の2022年1‐9月期(第3四半期)における国内EC流通総額は、前年同期比11.7%増の3兆9233億円だった。グループサービスとの併用が進み、「楽天市場」の利用促進にもつながっている。「楽天リーベイツ」を中心としたオープンコマース事業も急拡大している。

2022年7‐9月期(純第3四半期)の国内EC流通総額は、同13.1%増の1兆3500億円になった。このまま10‐12月も順調に成長が続くと、2022年の国内EC流通総額は6兆円に迫る勢いだ。

三木谷浩史社長は、「国内EC流通総額の成長には、楽天モバイルの貢献も大きい。『楽天市場』のスーパーセールの売り上げの25%は『楽天モバイル』ユーザーによるものだ」と話す。



「楽天市場」とグループのECサービスとの併用も進んでいる。純第3四半期における「楽天市場」との併用ユーザー数は、「楽天トラベル」が同51.6%増、「楽天西友ネットスーパー」が同35.0%増になった。



各種ECサービスにユーザーを送客するメディアプラットフォームサービス「楽天リーベイツ」も急成長している。純第3四半期における「楽天リーベイツ」の流通総額は同44.1%増となった。さまざまな商品の値上げが進む中、お得に買い物をしたいユーザーから強い支持を集めている。



楽天はポイントサービスを生かし、楽天内外のサービスとの連携を進め、さらなる「楽天経済圏」の拡大を加速する。





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