2022.11.17

エイチ・ツー・オーリテイリング、中間EC売上は34億8500万 百貨店回復でEC減収

阪神百貨店・阪急百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングの2022年4‐9月期(中間期)における、百貨店事業のEC売上高は前年同期比94.3%の34億8100万円となった。コロナによる店舗休業などの影響で伸長していた分の反動で、前年を下回ったとしている。
 
一方で、コロナ以前の2019年4~9月期と比較すると、ECサイト全体の売り上げ規模は大きく拡大しているという。
 
下半期は、「ECサイトの改良を継続する」(広報部)としている。「話題性のあるMD(マーチャンダイジング)の拡充や、利便性向上によってECの魅力向上を目指す」と言う。
 
10月5日には、百貨店「阪急メンズ大阪」「阪急メンズ東京」の店舗のウェブサイトと、「阪急メンズ」のECサイト「阪急メンズオンラインストア」を統合し、「メディア&コマースサイト」としてリニューアルオープンした。OMO戦略強化の一環だという。
 
統合によって、店舗のイベント情報や、店頭受け取り対応商品の情報、ECの商品情報を、一つのサイト内に集約化したとしている。



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