ネットショップ支援室は11月15日、リピート通販・D2C特化型ECカート「楽楽リピート」において、パーソナルデータの活用で商品提案を実現するシステム「パーソナライズ機能」をリリースする。ECサイトでのパーソナライズ対応を求める事業者の声に対応を図った。
ネットショップ支援室の提供する「楽楽リピート」は、定期購入・単品通販・リピート通販に特化したECサイト構築のためのSaaS型ECカートシステム。11月15日に、消費者個人の好みやライフスタイルに合わせてカスタマイズされた商品を提案するシステム「パーソナライズ機能」をリリースする。これにより「楽楽リピート」でECサイトを構築する事業者は、パーソナルデータを活用し、商品提案を実現するシステムを構築できる。
モノやコトが溢れ、ライフスタイルや価値観も多様化する昨今において、“自分にぴったりの商品を提案してほしい”というニーズは確実に増えつつあるとし、「パーソナライズ機能」では、訪問者にいくつかの質問を投げかけ、得た回答をもとにシステムが自動でスコアリングを実施。最終的なスコアにより、回答者の好みや傾向に合わせた商品を提案することができる。
診断から購入までをシームレスに行えるよう、スコアリング結果をもとに表示された商品を同一ページで購入可能にし、質問が多くなるケースの離脱防止策として、コンバージョンまでの動線を最短に設計した。質問やスコアリング結果表示はノーコードで実装可能という特徴も備え、少数精鋭のEC事業体制に配慮し、特別なスキルがなくても診断内容を構築できるようになっている。回答データは、売上実績や販売個数からは読み取れない消費者ニーズの把握にも利用でき、商品開発・マーケティング企画に活用することもできる。
同機能の導入は、特にD2CのEC事業を行う企業からかねてより要望が寄せられていたとし、そのニーズに対応を図った。リリース前の時点で、すでに数社の導入も決定している。
