2022.09.08

ICHIGO、栃木県の事業者の海外進出支援 近本社長「商品開発に生かせるテストマーケを展開」

「Sakuraco」の商品イメージ(左)と近本あゆみ社長(右)

日本の菓子をサブスクリプション(サブスク)で海外販売しているICHIGO(イチゴ)は8月16日、栃木県の「海外におけるテストマーケティング事業」を受託したと発表した。県内事業者へ米国での販売機会拡大に貢献する。
 
イチゴが手掛ける地方の銘菓を同梱した菓子サブスク「Sakuraco(サクラコ)」にて、県の魅力を詰め合わせた「栃木BOX(ボックス)」を企画し販売する。「栃木BOX」には県内事業者の商品と、県を紹介するブックレットを封入する予定だ。
 
商品送付後は購入者に向けてアンケート調査も実施する。
 
「アンケート内容をメーカーにフィードバックし、今後の商品開発・改良に生かせるテストマーケティングとして展開していく」(近本あゆみ社長)と話す。
 
イチゴは「キットカット」などの有名菓子をセットにした「Tokyo Treat(トウキョウトリート)」や、日本の伝統菓子を詰め込んだ「Sakuraco」など、複数の海外向けサブスクサービスを展開している。2022年7月期のEC売上高は40億円だった。海外販売のノウハウを生かし、販路拡大に悩む事業者を支援していく。



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