2022.08.26

関通、WMS「クラウドトーマスPro」をエクスプライスが導入 大型物流現場の生産性が5~10%向上

EC・通販物流支援サービスを中心とした物流サービス事業を展開する関通は8月19日、WMS(倉庫管理システム)「クラウドトーマスPro」の導入事例インタビューにおいて、Eコマース事業として成長するエクスプライスの事例を公開した。物流現場の在庫照会における業務効率の課題を解決し、5%~10%の生産性向上に成功した。

関通の提供する「クラウドトーマスPro」は、従来の「クラウドトーマス」を利用する企業の声から生まれたWMS(倉庫管理システム)。業界別のニーズに合わせた対応が可能で、複雑なカスタマイズにも柔軟に対応できるほか、更なるAPI連携の強化を実現している。Webサイトにおいて導入事例のインタビューを公開しており、このほどエクスプライス社の事例を公開した。

通販サイト「XPRICE」と「PREMOA」を運営するエクスプライスは、家電を中心にアウトドア・スポーツ・ベビー用品・インテリアなど幅広い商品を取り扱う。 自社サイトにとどまらず、「楽天市場」「Yahoo!JAPAN」「Amazon」などにも出店。2016年から、連続して複数のモールから表彰されており、2021年は楽天市場約5.5万店の中で2位の表彰を受けるなど、EC業界での評価を得ている。

エクスプライスは、床面積8250坪と床面積3500坪の2つのセンターを千葉県船橋市に有しており、物流倉庫のスタッフは100名を超える。日本全国をカバーする家電設置・工事サービスの導入を皮切りに、決済手段の多様化や延長保証サービスなど、顧客のお得・安心・便利を追求しつづけている。

一方で「クラウドトーマスPro」の導入以前のエクスプライスの物流現場では、在庫の照会・確認を行うためにその都度PCの前に行かなくてはならないという課題があった。10年以上前に導入したシステムを利用していたため、生産性が上がりにくいなどの課題も抱えていた。

「クラウドトーマスPro」の導入により、ハンディで在庫照会・確認を行える環境を実現。その都度PCの前へ移動する必要がなくなり、業務効率が向上した。さらにトータルピック(複数の出荷オーダーの商品をまとめてピッキングすること)というピッキング方法を導入し、物流現場の生産性を全体で5~10%上げることができたと紹介している。

「クラウドトーマスPrp」の導入事例インタビューページでは、より細かなインタビューの全体を見ることができるほか、インタビュー動画も公開している。




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