AmidAホールディングス、売上4.3％減の30億円 物価上昇などで消費マインド低下し

印鑑のECサイト「ハンコヤドットコム」を運営するAmidAホールディングス（HD）の2022年6月期の連結売上高は、前期比4.3％減の30億5500万円だった。巣ごもり需要や特別給付金需要からの反動減に加え、第4四半期では原油高騰や円安による物価上昇で、個人の消費マインドは厳しい状況で推移したという。
　
「ハンコヤドットコム」の商品別売り上げは、彫刻（印鑑・印鑑ケース）が同7.2％減の18億4470万円、スタンプ（浸透印・ゴム印）が同0.6％増の8億4507万円、印刷（名刺・カレンダー）が同8.1％増の2億1009万円。
　
サイト別の売上比率は自社サイトが94.3％、楽天市場が5.0％、ヤフーショッピングが0.6％、アマゾンが0.1％。
　
販売系サイトへの訪問客数（流入数）は第1四半期が16.8％減、第2四半期が10.2％増、第３四半期が39％増、第4四半期4.5％増となり、通年では10.0％増で推移した。
　
グループサイト全体の流入数は1812万853件。CVRは前期と同様の2.5％だったが、受注件数は前期と比べて1万7621件減少したという。