2022.07.25

ニューネックス、アスリートが認定した商品が集まる総合通販サイト「極みワールド」をリリース

アスリートの市場価値、社会的な価値向上の統合的なサポートを目指すニューネックスは7月27日、アスリートが認定した商品が集まる総合通販プラットフォーム「極みワールド」のベータ版リリースする。アスリートたちのセカンドキャリアがドラマの題材になるなど、社会課題としても話題となっているアスリートが抱える課題を解決する新たな仕組みを発表する。

アスリートが活動に専念できるよう支援するアスリート専用プラットフォーム「アスリートオーナー」の運営などを手がけるニューネックスは、アスリートが認定した商品が集まる、社会貢献型の総合通販サイト「極みワールド」を7月27日にリリースする。

「極みワールド」は、アスリートたちが全国各地の商品を紹介し、全国のこだわりの逸品を扱う事業者と、本当にいいものを探している消費者をつなげるサービス。ニューネックスはサイトの運営を通し、あらゆる品質にこだわって生活を送ってきているアスリートの持つ価値を地域活性に結びつけるとともに、引退後も含めたアスリート達のキャリアを支援を目指す取り組みとなる。

具体的には、世界で活躍するアスリートが、現役生活を通じて培った経験・知識を活かし、「本当にいい」と感じる商品・サービスを認定する制度「世界トップアスリート認定」を採用。日本各地にあるこだわりの逸品を最大29項目の定量審査と、アスリート自身が使用感を確認する定性審査で総合的に認定する。

現在のこだわりの逸品には、「最高峰の環境で育った牛から採れる、世界最高峰の牛乳」「世界最高水準の安全テストをクリアした、オーガニックコットン100%の今治タオル」「厳選された植物由来原材料/無添加で作られた、世界初の完全栄養食」などがラインアップする。

同認定制度では、審査に携わるトップアスリートをはじめ、各都道府県に「地域アスリートアンバサダー」を配置。地域の特産品から、アスリート個人が推薦する商品まで、幅広くサポートを行う。スポーツを通じた地域振興をはじめ、健康増進を行政と連携協力しながら支援する。越境EC機能も備え、商品の海外への販売を支援。海外配送を請け負い、言語・決済・物流の越境ECにおける事業者の課題を解決する。


▲包括連携協定事例(古河市)

アスリートが抱える社会問題は年々増加しており、ニューネックスは、400名以上のアスリートが登録する「アスリートオーナー」においても、アスリートの問題や悩みなどをヒアリングしてきた。今回の「極みワールド」リリースにより、アスリートの価値・社会的価値をどう市場価値にしていくのか、大きな問題の解決に向かう1歩となったとしている。代表の藤光氏も「戦後変わらない日本のスポーツ環境をどうにかしなければいけない」と、3年の月日をかけここまでたどり着いたとしている。

アスリート・事業者・消費者=関わる全ての人が、サステナブルな循環型社会を目指している。ニューネックは1人1人の特徴や才能を見つけ、生み出し、新しい経済圏で循環させていくことで、これまで埋もれてしまっていた才能や努力が社会に認められ、それぞれが対等な対価を得られる仕組みを創っていく考えを示した。これまでのアスリートの価値やスポーツと企業の関わり方を再定義し、アスリートの社会的価値を上げることで、身体1つで世界と戦うアスリートが、次世代を担う子どもたちの夢であり続ける社会を一緒に創っていけるよう、スポーツが抱える社会課題を1つずつ解決していくとしている。




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