2022.07.22

トランスコスモス、「セールスチャットセンター」を構築 オンライン接客を強化

トランスコスモスはこのほど、オンライン上の接客サービスのさらなる強化のため「セールスチャットセンター」を構築した。同社が得意とする広告やオウンドメディアを活用した流入増加施策に加えて、セールスノウハウを保有したスペシャリストと最新のテクノロジーにより流入後のコンバージョンの向上を図り、顧客企業の売上拡大を支援する。

トランスコスモスは、オンライン接客の強化に向け「セールスチャットセンター」を構築し、サービスの提供を開始した。「セールスチャットセンター」の利用により企業は、リアル店舗で接客するのと同じような感覚で接客を提供できる。

「セールスチャットセンター」の特徴の1つに、広告・オウンドメディア・セールスチャットのチームでの提案・運用がある。集客後のコンバージョン率向上に向け、適切な接客タイミングでの接客導線を構築するだけでなく、集客自体の最大化に向けた現状分析から改善提案・運用まで一貫してセールスチャットセンターチームで提供。顧客企業のマーケティング戦略に寄り添った運用を実現する。

顧客のニーズに合わせ、チャットボットと有人チャット使い分けて提供。有人チャット提供シーンにおいては、チャットオペレーション実務能力認定保有者による接客・セールスマネジメント(KPI設定、レポート、改善施策実行)運用を提供することで、心地よいクロージングを創出する。

各プロセスに応じたデータ分析、改善施策も実行する。CV率向上に向けて、プロセスごとの指標データ(広告やSEOにおけるクリック率、シナリオごとのポップアップ率、チャット承諾クリック率、シナリオ毎の獲得率)をKPI化の上で分析、改善策を検討。改善策に対して、各プロセスへの影響度をセールスチャットセンター内で確認の上で改善していく。

トランスコスモスが開発した「DEC Support」に加え、プレイド社が提供する「KARTE」やREGAIN社が提供する「ShowTalk」等、自社サービスに限らず、顧客企業の状況に合わせた最適な提案が可能という特徴も備える。さらにトランスコスモス独自のAIによる勝ちパターン分析により獲得率を向上する仕組みも提供し、セールスノウハウ×テクノロジー活用で成果を最大化する。

コロナ禍によるライフスタイルの変化もありオンラインでの購入機会が増え、消費者の利便性は向上した。一方で消費者の約2人に1人は、商品の購入やサービスの利用を決める際に提供しているショップなどにWeb上のチャットで相談したいと思っている。特に10代、20代に至っては、3人に2人がオンライン上での接客を望んでいる。「セールスチャットセンター」を利用することで企業は。リアル店舗と同じような感覚で接客を提供でき、接客を望む消費者のニーズに対応することができる。

トランスコスモスは、これまでにもチャットサポート導線の改善や流入増加に向けたアセスメントサービスを展開。チャットのオペレーションにおいても、チャットオペレーション実務能力認定を制定し、チャットに関するサービスを数多く展開してきた。その中で培われたノウハウやナレッジを「セールスチャットセンター」で活用するとともに、広告やオウンドメディアでの運営実績を組み合わせることで、オンラインにおけるコンバージョンの最大化を実現する考えを示した。

「セールスチャットセンター」の開始に伴い、7月26日には、「これからのWebサイト上でのコンバージョン強化の秘訣~セールスチャットを活用した売上貢献」と題したオンラインセミナーを開催。「セールスチャット」の内容を事例を交えながら紹介する。また、セミナー参加者限定の特別プランも提供するとしている。




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