2022.07.13

EC特化のノーコードツール運営のテープス、Shopifyアプリを提供する企業アライアンス「App Unity」に参画

ECに特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」を開発・運営するテープスは7月11日、国内環境に適合したShopify(ショッピファイ)アプリを提供する企業アライアンス「App Unity」にアプリパートナーとして参画した。「Shopify」に関連する業務の効率化、「Shopifyと他のサービスとの連携も強化の強化を支援し、「Shopify」マーチャント(事業者)の EC事業の成長に貢献する。

テープスがアプリパートナーとして参画した「App Unity」は、2021年5月に設立された企業アライアンス。世界175カ国で利用数が伸びている「Shopify」は、国内においてもマーチャントが急増している。その一方で、日本国内の商習慣に適合した機能を提供する国産のアプリがまださほど多くない、複数のアプリを入れた際のアプリ間の干渉などの調査、および解消が事業主や支援会社の大きな負担になっているなど、アプリに関するいくつかの課題が存在している。

「App Unity」は、これらの課題の解決を通じて、国内の「Shopify」のさらなる普及に貢献するため設立され、フィードフォース、ハックルベリー、リワイア、ソーシャルPLUS、フラクタの5社が主催企業として運営を行っている。

テープスの提供する「TēPs」は、プログラミングの知識や経験がなくても利用可能なECに特化したノーコードツール。APIを介して、ECモールや受注管理システム、Googleスプレッドシート、チャットツールなど、日々の業務で利用するさまざまなサービスや機能を自由に組み合わせ、自社独自の業務を自動化するツールを作成できる。



「Shopify」のマーチャントは「TēPs」を利用することで、複数の「Shopify」アプリの統合、注文情報をGoogleスプレッドシートに書き出し販売状況の管理、任意の条件に合致する注文情報を自動で更新、他のモール・店舗とのデータ連携(在庫、売上、商品など)、「Shopify」と受注管理システムのより細かな連携などが可能になる。

EC事業者にとって、複数のモール、カート、サービス間の連携不足や、販路の変化によるシステムの切り替えは大きな負担となっている。「TēPs」は「App Unity」 のアプリパートナーとして、「Shopify」に関連する業務の効率化だけではなく、「Shopify」とその他のサービスとの連携も強化し、「Shopify」マーチャントのEC事業全体の成長を促進するとしている。




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