2022.07.08

アート共同保有の「ANDART」、アートの小口投資プラットフォームとして刷新 新たなアートの楽しみ方を提案

ANDART(アンドアート)はこのほど、アートの共同保有をコンセプトに提供してきたサービス「ANDART」を「アートの小口投資プラットフォーム」としてリニューアルした。高まる資産形成としての需要に応え、所有権の小口購入によるコレクションの楽しさと投資体験をかけ合わせたアートの新しい楽しみ方を提案する。

ANDARTの提供する「ANDART」は、これまで手が届きにくかった本格アート作品のオーナー権を1万円から小口購入できるサービス。オーナー権とは、各アート作品の共有持分権(所有権)で、オンライン上でユーザー間で売買することができる。2019年のサービスリリース時より、アートの共同保有をコンセプトに提供してきたが、3周年を迎えたこのほど「アートの小口投資プラットフォーム」としてリニューアルした。

これに伴いWebサイトのリニューアルを実施し、アート投資をより楽しむための機能の充実を図った。自身の資産の損益推移と保有コレクションが一目でわかるマイページ、作品ごとにサービス内とオークションそれぞれの価格推移がわかる作品詳細ページを備え、より分かりやすい投資体験のため、サイト全体のデザインも刷新した。


▲左から「マイページ」「作品詳細」「オーナー権証明書」

「ANDART」では、アートの所有体験をより楽しめるようにユーザーの声を基に機能拡充を推進してきたが、直近ではユーザーからの資産形成としての機能拡充を求める声が増加。「ANDART」がユーザーに対して行っている利用動機を問う登録時アンケートにおいても、資産形成目的とした人の割合がアートへの関心とした人を上回っていた。

不確実性が高く変化が激しい「VUCA」の時代と呼ばれる現代において、株式市場やその他の金融資産と低い相関性を持つアートは、有効な分散投資の手段として、注目度はさらに高まっていくと言われている。また、アートに資金を投じてより強い繋がりを得ることで、教養が深まる点や新しい発見を得られる側面も、変化の激しい現代社会を生き抜き、人生を豊かにするという魅力として大きな注目が集まっている。

実際に近年、現代アートの高額落札やNFTアートの高額取引などがニュースなどで多く報道されるようになり、資産形成としてのアート所有が世界的に大きな注目を浴びていることを実感できるとし、高まる資産形成ニーズに対応するべく、「アートの小口投資プラットフォーム」へのリニューアルに至ったとしている。所有権の小口購入により、コレクションの楽しさとアート投資をかけ合わせた新たなアートの楽しみ方を提案する。



今回のリニューアルにあたり、代表取締役CEOの松園詩織氏は、「ANDARTは『アートと社会を結び、拓く。』というミッションのもと、魅力的なアートの購入体験をすべての人に届けるため、作品の所有権を小口化し、誰もが小額で購入できるサービスを提供してきました。今回あえて“投資”というキーワードを選び、一般的には入手しづらかったオークションでの落札価格データやサービス内の取引情報、損益推移を確認できる機能などを追加し、ユーザーさまの目線でよりわかりやすく楽しめるようリニューアルしました」と話す。

「予測困難であらゆる価値観のアップデートや物事の再定義が頻発する現代において、何にお金を投じ、何に時間を費やすのか。あらゆる選択肢の中でもアート購入は、アートを自分事化しアイデンティティーを充足させながら資産性においても期待ができる最高の投資行為だと私たちは考えます。ANDARTはこれからも、アートの新しい楽しみ方を提案し経済圏を拡大していくことで、アートの魅力をより多くの方が楽しめる世界の実現を目指していきます」とコメントした。

リニューアルに伴い「ANDART」は7月5日、リニューアル記念の新作として、世界中で人気を集める現代アートの巨匠、アンディ・ウォーホル、ダミアン・ハースト、KAWSの名作3作品のプライマリー販売(販売価格:1万円/枠)を開始した。ドラァグクイーンとトランスジェンダーの人々をモデルにした、アンディ・ウォーホルの画期的なポートレイトシリーズ「Ladies and Gentlemen(紳士淑女)」シリーズ(総販売枠数:1870枠)、国立新美術館の個展で話題になったダミアン・ハーストの「桜」シリーズ(総販売枠数:210枠)、KAWSの代名詞でもある「××」の目をしたキャッチーなキャラクター「COMPANION」を描いた作品(総販売枠数:140枠)がラインアップする。




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