2022.06.22

お菓子のサブスク「Sakuraco」、横浜信用金庫との限定コラボボックス「TEA TIME in YOKOHAMA」を販売

越境サブスクサービスを手がけるICHIGOはこのほど、日本の伝統的なお菓子をボックスに詰めてお届けするサブスクリプションサービス「Sakuraco」において、横浜信用金庫との業務提携を記念したオリジナルボックス「TEA TIME in YOKOHAMA」を発売した。ボックス内の菓子20個中、神奈川県に関連する菓子を13個詰め込んでおり、神奈川県内メーカーとのコラボレーション商品として横浜で生産された梨「浜なし」を使用したゼリーも同梱。都道府県との連携により、地方菓子メーカーの新たな海外販路を創出する。

ICHIGOは、日本の文化や魅力を世界へ発信するべく「世界中をJAPANにする」というミッションを掲げ、お菓子のサブスクリプションサービスを中心に事業を展開。キットカットやポテトチップスなどの人気スナックやジュースなどを詰め込んだ看板サービス「TOKYO TREAT」に加えて、2021年3月からスタートした「Sakuraco」は、地方で歴史を築き上げてきた老舗和菓子メーカーの商品を取り扱っている。

「Sakuraco」は、月ごとにテーマを決め、それに沿った商品を届けており、6月は「TEA TIME in YOKOHAMA」をテーマにしたオリジナルボックスを発売した。地域社会の発展と活性化に貢献することを目的として、取引先の販路拡大を支援している横浜信用金庫との業務提携を記念したボックスとなり、同商品発のオリジナルデザインボックスを採用した。

「TEA TIME」の名称は、横浜には和洋様々なお菓子があり、香ばしいほうじ茶はどちらにも相性が良いことから、横浜のティータイムを楽しんでほしい思いが込められている。

内容は、横浜に関するお菓子を広く募集の上、横浜に関連する菓子メーカーのお土産菓子や、横浜と関連性の高いお菓子を選定。ボックス内の20個のお菓子の内、11個が横浜、2個が神奈川と、合計13個が横浜・神奈川関連のお菓子となっている。お菓子や菓子メーカーのガイドブックとして封入しているオリジナルブックレットでは、横浜の歴史(鎖国から開国へ)や横浜の養殖についての他、官民共同で地域おこしを目的に始まった地域ブランド「横濱001」認定のお菓子について紹介している。

「TEA TIME in YOKOHAMA」の発売にあたり、丸イ食品とのコラボレーション開発も行っており、横浜で生産された梨「浜なし」を使用し、海外ユーザーからの人気が高いゼリーに加工したオリジナル商品も同梱している。フルーティーな甘い香りが楽しめる、さわやかなゼリーは、海外市場向けにたっぷりと入っており、2人でシェアするのに最適な商品となっている。


▲浜なしゼリー(丸イ食品)

「TEA TIME in YOKOHAMA」の販売期間は。6月1日~6月30日、販売価格は32.5$~。「Sakuraco」のECサイトで購入できる。


▲「TEA TIME in YOKOHAMA」

「TEA TIME in YOKOHAMA」の発売にあたり、ICHIGOの近本あゆみ代表取締役社長は、「神奈川県は、横浜や鎌倉など、外国人からも知名度が高くブランド価値の高いエリアで、今回『Sakuraco』にてオフィシャルボックスを販売させていただく運びとなりました。当社は、今回の限定ボックスをきっかけに、日本好きの海外の方や色々な文化に触れたいと思われている方、家族や友人とティータイムを楽しみたいと思われている方などに、日本のお菓子や文化をお届けしたいと考えています。また、新型コロナウイルスの影響を大きく受けている地元の菓子メーカーさんのダメージを少しでもカバーし、経済活性化に貢献すべく、今後も積極的に地方自治体や様々な団体との連携を推進していきます」とコメントした。

「Sakuraco」は、コロナ禍においてインバウンドが激減し、困窮する企業とも積極的に連携を実施しており、新たな海外販路を創出を支援したメーカーは半年間で15社以上増加。延べ60社となった。今後とも海外での販路創出を支援するメーカーを継続的に募集するとしている。




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