2022.06.21

全国約1200店の花屋が加盟する「イーフローラ」、ECサイトにて企業間決済サービス「NP掛け払い」を導入

全国約1200店が加盟する花屋ネットワークを運営するイーフローラは6月14日、ECサイトにおいて、ネットプロテクションズが提供する企業間取引向けの後払い決済サービス「NP掛け払い」の提供を開始した。イーフローラの法人顧客の利便性および満足度の向上を支援する。

ネットプロテクションズの「NP掛け払い」は、企業間取引向けの後払い決済サービス。企業(売り手)と企業の顧客(買い手)の間にネットプロテクションズ入り、買い手への与信から請求書発行、代金回収までの決済・請求業務全てを請け負い、未回収リスクを保証する。「NP掛け払い」の導入により売り手は、決済・請求業務をまるごとDX化し、コア業務に集中できる。未回収金をゼロにすることで経営基盤の安定化を図れる。従来の信用機関に依存しない独自の与信審査によって個人事業主に対しても柔軟に掛け売りが提供でき、販路拡大・売上向上が見込めるなどのメリットがある。

日比谷花壇グループのイーフローラは、全国約1200店のフラワーショップが加盟し、常時1万点以上の商品を掲載するECサイトを運営する「お花屋さんネットワーク」。胡蝶蘭をはじめとする、法人向けの贈答用の花のECサイトでの販売において、法人の顧客から掛け払い決済の要望を受けていたという。

今回、「NP掛け払い」を導入することにより、法人の顧客は個人による立て替え払いやそれに伴う精算処理が不要となる。スムーズな決済体験を提供することにより、顧客の利便性および満足度の向上を期待できることから、「NP掛け払い」の提供開始に至ったとしている。

スムーズな取り引きの実現、支払い方法の柔軟性が導入の決め手になった。「NP掛け払い」は法人・個人事業主問わず利用でき、最短即時で与信が完了する。取引完了までにスピード感が求められる生花を扱うECにおいてもスムーズな取引が実現可能だという。支払いは銀行や口座引き落としの他、コンビニでも支払いが可能なため、顧客のニーズに合わせた決済体験を提供できる。

アウトソースできる業務範囲が広く、請求書発行のみならず、与信審査から入金確認、入金がなかった取引に対する催促や未回収金保証なども「NP掛け払い」が請け負う。そのため、取引が増加しても決済業務負荷が増加することがない点なども導入要因となった。




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