2022.03.24

プレミアアンチエイジング、中間期の通販売上18%増 新規顧客の獲得が復調

プレミアアンチエイジングの2021年8月-2022年1月期(中間期)の通販売上高は、前年同期比17.7%増の123億9700万円だった。販売力や商品力の強化、クロスセル施策を推進。手控えていた新規顧客獲得は復調した。売上高の大半を占めるスキンケア・ヘアケアブランド「DUO(デュオ)」の通販売上高は、主力のクレンジング商品を中心に堅調に推移した。
 
「デュオ」に続く収益の柱として育成しているブランド「CANADEL(カナデル)」は通販売上高が過去最高を更新した。2021年10月から放送しているテレビCMと連動したウェブ施策が奏功。同ブランドの通販は月商4億円間近に達している。
 
「カナデル」は今後、男性向け商品や、医薬部外品の新たなオールインワン商品を発表していく予定。商品力と提案力をさらに強化する。

第1四半期中、同社は広告表現の見直しを実施。それに伴って新規顧客に必要となる広告投資が抑えられる結果となった。広告表現の見直しは、2021年8月に施行された改正薬機法と、2021年7月から2024年にかけて段階的に施行される改正特商法に伴う各機関のガイドライン変更に対応する目的。これにより新規顧客の獲得ペースは鈍化したが、広告表現の見直しが進み、出稿量回復に伴って現在は徐々に上向いている。
 
中間期の総売上高は同17.4%増の179億7000万円、営業利益は同8.7%減の22億4800万円、経常利益は同5.4%減の23億2100万円、四半期純利益は同13.5%減の13億6000万円だった。



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