クラダシは3月22日、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」において、化粧品ロス削減を目指したキャンペーンを開始した。割引クーポンを提供し、まだ使用できるにも関わらず捨てられてしまう化粧品をレスキューする。
「KURADASHI」は、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97％OFFで消費者（会員）へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイト。「もったいないを価値へ」をモットーに、廃棄される商品に新たな価値をつけて再流通させる、1.5次流通という通常の流通ルートを毀損しない新しいマーケットを創出している。3月22日に、対象商品が半額になるクーポンをプレゼントする「化粧品ロス削減キャンペーン」開始した（キャンペーン期間は3月31日まで）。
化粧品は基本的に製造から3年間の使用期間がある。定番品が多いことから廃棄が少ないとされてきたが、季節や流行で取り扱う商品が変わるため、化粧品においても一般的に生産量の1～2割程度は品質に問題がなくても廃棄されており、昨今のサステナビリティの観点から化粧品業界でも廃棄問題が課題となっている。
クラダシは、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいる。従来より、食品に限らない様々な商品のロスを削減するため化粧品や日用品も取り扱っており、品質や使用期間が問題なくても廃棄されてしまう化粧品をレスキューするため、キャンペーンの実施に至ったとしている。
今後も「もったいないを価値へ」をモットーに、廃棄される商品に新たな価値をつけて1.5次流通という新しいマーケットで再流通させるとともに、様々な商品のロスの削減に取り組んでいくとしている。
