2022.03.21

昆虫食販売の「TAKEO」、「2022年は昆虫食の可能性を広げる1年にしたい」と意気込む

昆虫食の道の駅「TAKE―NOKO」での齋藤健生社長

ECや実店舗で昆虫食の販売をするTAKEOでは、昆虫を食品の一つとして流通させるビジョンを掲げている。同社では、昆虫が、野菜や魚、肉と同じように食卓に並ぶことを目指しているという。齋藤社長は「2022年は昆虫食の可能性を広げる1年にしたい」と話す。

「2022年に注力することは、『昆虫』について、『食品』としての認知を拡大させることだ。そのために飲食店やスーパーなどへの卸に注力したい」(齋藤健生社長)と話す。

イタリア料理やフランス料理を提供する店舗からは、既に問い合わせもあるという。「プロの料理人が昆虫を調理することにより、昆虫の新たな可能性が見えてくると思う」(同)と話す。

2021年10月には、昆虫食の道の駅「TAKE―NOKO」を浅草にオープンした。オンラインでは定期的に、「昆虫食雑談会」を開催し、昆虫食の認知を着実に拡大させている。「雑談会には、昆虫について学ぶ学生や、昆虫食を取り入れたい企業など、さまざまな人が参加している。顧客の意見を日常的に聴けることは、当社にとっても、大きなプラスになっている」(同)と話す。

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