2022.03.03

国税庁、日本産酒類企業の海外進出を支援 ECでのテスト販売にも補助金

国税庁はこのほど、海外展開を行う酒類事業者を支援する補助金「令和4年度予算 日本産酒類海外展開支援事業費補助金(ブランド化・酒蔵ツーリズム補助金)」の募集を開始した。受け付け期間は、2月3日~3月24日。クラウドファンディングサイトを利用するなどして行う、ECでのテスト販売も支援の対象になるという。
 
同補助金は、国内の酒類事業者による、日本産酒類の「ブランディング」「インバウンドによる海外需要の開拓」「高付加価値化」「認知度向上」を支援することにより、日本産酒類の輸出拡大を図っていくものだという。
 
補助金の対象となるのは、「海外の市場調査・マーケティング」や、「海外向けの商品開発・ブランドの立ち上げ」などだ。パンフレットや動画、写真などを含めた広告の制作費や、広告媒体への出稿費用も支援される。
 
テスト販売をECで行う際、EC運営事業者やクラウドファンディング事業者に支払う「ECサイトの利用料」などの費用も、「委託費」として対象となるという。
 
補助金額の下限は200万円。上限は1000万円となっている。補助対象経費の2分の1を補助するとしている。
 
申請に当たっては、必要書類を各国税局に提出する。必要書類を郵送したり、メールで申請したりすることも可能だ。受け付け最終日の3月24日午後5時必着だとしている。



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