2022.03.01

「マルイ」、店舗で「ブランディア」の宅配買取商品の受付開始 「体験を提供する店」への転換を推進

ブランディアの買い取りサービスを店舗で提供

丸井グループは3月1日、同グループの物流事業会社ムービングにおいて、デファクトスタンダードが運営するブランドネット買取サービス「ブランディア」の宅配買取商品のマルイ店舗での受付を開始する。同グループが進める「体験を提供する店」への転換において、「共創」によるシナジーの創出を図る。

丸井グループの物流事業会社ムービングは、対象のマルイ店舗において、デファクトスタンダードが運営するブランドネット買取サービス「ブランディア」宅配買取商品の受付を開始する。同サービスは、2021年7月にスタートした、マルイ店舗とムービングの物流網を活用した商品出荷サービスのアップデートにより実現する。

「トルダス」「店舗受取り・返品カウンター」にて「ブランディア」宅配買取商品の受け付けを行う。さらにマルイ店舗への持ち込みで、買取査定金額を500円プラスする。対象のマルイ店舗は、有楽町マルイ、新宿マルイ 本館、上野マルイ、北千住マルイ、丸井錦糸町店、中野マルイ、丸井吉祥寺店、国分寺マルイ、町田マルイ、マルイシティ横浜、マルイファミリー溝口、マルイファミリー海老名、大宮マルイ、マルイファミリー志木、柏マルイ。


▲「トルダス」の店舗イメージ

「ブランディア」は、これまで通常の宅配サービスのみで対応していた商品出品時の発送をマルイ店舗でも可能にすることで、顧客の選択肢を増やし、利用しやすさの向上を図った。デファクトスタンダードにとっても、ムービングの物流網を活用することで、「ブランディア」のオンラインとオフラインを融合する取り組みを加速することが可能になる。

丸井グループは、物販を中心とした「モノを売る店」から、飲食・サービスやシェアリング、D2C(ダイレクトトゥコンシューマー)やコンテンツなど、「体験を提供する店」への転換を進めており、今回の「ブランディア」の宅配買取商品の受付開始は、グループの店舗戦略と親和性の高い取り組みであるとともに、「共創」によるシナジーを創出するグループの成長戦略の一環でもあるとしている。今後もオンラインとオフラインを融合したオープンプラットフォームにより、さらなる顧客体験の向上を目指す考えを示した。



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