2022.03.03

森永製菓、第3四半期の通販売上高67億円に コラーゲンドリンクが主力

「おいしいコラーゲンドリンク」

機能性表示食品「美味しいコラーゲンドリンク」を主力に通販を展開する森永製菓の2021年4-12月期(第3四半期)の通販売上高は、前期比20.0%増の67億円だった。「おいしいコラーゲンドリンク」の定期顧客が安定して増加していることが増収の要因だとしている。森永製菓は、2021年5月に発表した中期経営計画の中で、2030年の通販売上高を200億円に高めることを目標に掲げていた。
 
森永製菓では、2021年4-12月期中に、積極的なプロモーションを展開した結果、「おいしいコラーゲンドリンク」が好調に推移したという。通販事業全体の業績も好調に推移したとしている。
 
「おいしいコラーゲンドリンク」は、「肌の潤い」「ひざ関節」「骨」の三つの機能性を表示している機能性表示食品。顧客は60代がボリューム層となっており、テレビのインフォマーシャルやラジオなどのオフライン広告経由の顧客が多いという。
 
同社では、オンライン広告経由の顧客の獲得比率を高めるための取り組みも行っている。美容を訴求できる商品であることから、LINEやフェイスブックといった媒体経由で、30~40代の女性へのPRも重点的に行っているという。

森永製菓では、中期経営計画の中で、「おいしいコラーゲンドリンク」を中心に、定期通販モデルの事業を拡大することを掲げている。機能性を持つ新たなコラーゲン商品の開発や、デジタルマーケティングによる、パーソナルなサービス提供を行うことなどを通して、ヘルスケア事業を進化させていくとしている。



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