2022.02.25

菓子の越境ECサブスク「ICHIGO」、日本政府観光局と共同で外国人向けキャンペーンを実施

「TokyoTreat」「Sakuraco」など、サブスク型の越境ECサービスをグローバルに展開するICHIGOはこのほど、日本政府観光局のシドニー事務所と共同で、eラーニングを活用した外国人向けキャンペーンを開始した。日本の伝統的なお菓子のサブスクサービス「Sakuraco」をプレゼントとして提供し、アフターコロナに備えて見込み旅行客との接点強化を図る。

ICHIGOと日本政府観光局のシドニー事務所(以下:JNTO)は共同で、2月7日~3月16日の期間、eラーニングを活用した外国人向けキャンペーンを実施する。同キャンペーンでは、JNTOが提供するeラーニングプログラムに登録し、期間内に「日本旅行スペシャリスト」「日本旅行マスター」「日本旅行グルメ」の3つのレベルに80%以上の得点で合格し、追加質問に答えた人に、ICHIGOの提供する「Sakuraco」のボックスが当たる。抽選で3名に「Sakuraco」12カ月分、60名に1カ月分をプレゼントする。

新型コロナウイルス感染拡大に伴うインバウンド(訪日外国人客)の急減から約2年が経過したが、オミクロン株の流行により需要の回復は見通せず、環境業界は厳しい状況が続いている。ICHIGOは、地域活性と国内小規模メーカーの世界進出を支援するべく、2021年に日本各地の和菓子を詰め込んだサブスクボックス「Sakuraco」の提供を開始した。ユニークで洗練された日本の食文化や小さな菓子メーカーの魅力を海外に伝えることを目的とした同ボックスは、外国人ユーザーにも好評を博し、毎月1万個以上を出荷している。

このほど、アフターコロナに備えてJNTOが見込み旅行客との接点を強化するにあたり実施するeラーニングキャンペーンにおいて、ICHIGOの「Sakuraco」がプレゼントに適しているとの声かけがあったことから、コラボレーションキャンペーンが実現した。

ICHIGOは今後、渡航解禁後のインバウンド誘致に貢献するとともに、訪日外国人に対しても今まで培った知見を生かし、日本国内で文化を伝えるアプローチをしていきたいとの考えを示した。



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