2022.02.18

かっこ、不正注文検知サービス「O-PLUX」がECプラットフォーム「ecforce」と連携

かっこは2月10日、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」において、SUPER STUDIOが提供する法人向けECプラットフォーム「ecforce」との連携を開始した。これにより「ecforce」を利用する企業は、ネット通販におけるクレジットカードの不正利用対策や不正転売対策などについて、シームレスな不正対策を短期間・低コストで導入可能となった。

かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。



一方、SUPER STUDIOの提供する「ecforce」は、マーケティングからサプライチェーンまで、コト、モノに関わる全ての人々の顧客体験を最大化するEC基幹システム。多くのメーカーのCVR・LTV向上に貢献しており、現場で培ったノウハウを持つECコンサルタントによるサポート、大型ショップを支える強固なインフラ設計を強みとし、あらゆるビジネスのEC化を支援している。

このほど「O-PLUX」は、「ecforce」との連携を開始した。これにより「ecforce」を利用する企業は、両サービスの連携機能を活用し、クレジットカードの不正利用や不正転売などについて、シームレスな対策が可能となる。連携のための追加のシステム開発も不要となるため、不正検知サービスを短期間かつ低コストで導入できる。今回の連携を記念し、「ecforce」利用企業限定で通常10万円の「O-PLUX」のトライアルを無料で提供する(4月28日までの申し込みが対象)。



今回の連携にあたり、SUPER STUDIO 取締役 CRO 真野勉氏は、「多くのメーカーさんが不正注文に日々悩まされています。SUPER STUDIOでは『コト、モノにかかわる全ての人々の顧客体験を最大化する』というミッションを掲げており、『O-PLUX』のようなプロダクトと連携をすることが、各種ステークホルダーの方々に大きく貢献すると考えています。今後もECに関わる様々な課題を一緒に解決していきたいです」とコメントした。

日本クレジット協会発表の「クレジットカード不正利用被害額の発生状況(2021年12月)」によると、クレジットカード番号等の情報を盗まれ不正に使われる「番号盗用被害」は、2021年1~9月において223.9億円と既に前年同期比143%に及んでおり、被害が急増している。かっこがネット通販事業に関わる担当者546人に実施したアンケート調査(2021年12月実施)においても、「不正対策をするうえで最も気にするポイント」として、「コスト」と回答した人が31.3%と最も多く、ネット通販事業者のコスト意識の高さがわかる結果となっている。かっこは、今後もパートナー企業・サービスとの連携を拡大させていくことで、ネット通販事業者がより手軽に不正対策を導入できるように取り組み、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく考えを示した。



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