2022.02.17

消費者庁、タイガー魔法瓶に課徴金 「こぼれない」で景表法違反

課徴金の理由となった電気ケトルの広告表示

消費者庁は2月9日、タイガー魔法瓶に景品表示法違反の措置命令による課徴金として588万円の納付を命令した。
 
命令は消費者庁が昨年8月31日に行ったタイガー魔法瓶に対する優良誤認の措置命令による。対象となったのは電気ケトル「PCK-A080」。自社サイトの動画やテレビCMで、転倒しても液体がこぼれない映像とともに、「安全最優先」「転倒お湯もれ防止」と説明。だが、実際には、構造上こぼれる場合があった。
 
タイガー魔法瓶は「今般の課徴金納付命令を重く受けとめ、引き続き再発防止に努める」とするコメントを発表している。



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