2022.02.06

レンタルECモール「カウリル」、趣味領域中心に店舗拡大 月額制や長期レンタルにも対応

レンタル商品に特化したモールを運営

TENTはレンタルに特化したECモール「カウリル」を運営している。利用層やニーズの広がりとともに、長期間のレンタルを想定したサブスクリプション(サブスク)機能の実装など、サービスと商品ラインアップの拡充を続けている。

「カウリル」はストア出店型のレンタルモール。出店事業者が「カウリル」を介してユーザーに商品をレンタルで提供する。

サービスの前身となったのはアウトドア用品に特化したレンタル・販売アプリだった。2020年5月に現在のサービスに刷新した。「アウトドア用品以外にも、さまざまな分野の商品でレンタルのニーズを感じていた」(松田基臣代表)と背景を話す。


▲レンタル商品に特化したモールを運営

現在は、アウトドア用品に加え、釣具や絵画、美容家電など趣味領域を中心に、さまざまなストアが「カウリル」に出店している。「サービスを通じて『所有から利用』の時代に即した新たな購買体験の創出を目指す」(同)と言う。

1月24日には、月額でのレンタルに対応する「サブスク機能」を実装した。従来の短期間のレンタルに加え、最長60カ月の長期レンタルに対応することでユーザーの選択肢を広げていく。継続利用中の買い取りや一定期間利用後の商品譲渡にも対応する。

「サブスク機能」により、出店を検討する企業にも「カウリル」の強みを訴求していく。オフィス家具など継続利用を前提とした日用品の取り扱いも拡大していく計画だ。


「カウリル」
https://kauriru.com/




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