NEXERは、ライフスタイルメディア「ファストレンド」において実施した「家具通販サイトに関するアンケート」の結果を公開した。「家具通販サイト」の利用経験を持つ人はおよそ27％で、購入したことのある家具は「テーブル」が最多なことなどがわかった。
「家具通販サイトに関するアンケート」は、1月21日から1月24日に実施したもので、全国の男女2653人に「家具通販サイトの利用経験の有無」や「使った家具通販サイトを選んだ決め手となったポイント」などについて尋ねた。
「家具通販サイトを利用したことがあるか」の問いでは、「ある」が721人（27.2％）、「いいえ」が1932人（72.8％）という結果になった。続けて家具通販サイトを利用したことがあると答えた721人に、利用した家具通販サイトを選んだ決め手となったポイント（複数回答）を尋ねたところ、もっとも多い81.4％が「価格」と回答した。次いで「品揃え・品数」（64.1％）、「サイトのデザイン」（28.4％）がランクインした。多くのの人が価格を重視している傾向があることがわかった。
家具通販サイトの利用経験者に、家具通販サイトで購入したことがある家具を尋ねたところ、1位はテーブル（24.4％）だった。2位には「布団・マットレス」（23.2％）、3位には「ソファ」（22.6％）が僅差で続いた。
家具通販サイトの利用経験者に「家具を購入するなら通販サイトと実店舗のどちらがよいと思うか」を尋ねた問いでは、161人（22.3％）が「家具通販サイト」、256人（35.5％）が「実店舗」と回答。残る304人は（42.2％）は「どちらともいえない」と回答した。
「家具通販サイトの方がよい」と答えた人の理由には、「サイト利用だと置き場所の寸法の測り忘れがあってもすぐにチェック出来るし、実店舗より多くの商品を短時間で一度にチェックできる（40代女性）」「コロナ禍なので人と接触したくない（40代男性）」「大きい車がないのでベッドは玄関まででも運んでもらえるのは助かる（40代女性）」「行かずに済み時短、節約につながり、好きな時間に利用可能（60代男性）」「家にいながらゆっくり比較しながら選ぶことが出来る（60代女性）」「自分の都合の良い時に、自宅で購入出来る。サイズ等、決めたものを購入することが多いので、ネットで十分スペックの確認ができる（50代男性）」「田舎住まいなので実店舗までが電車でも遠いし車を運転しないので持ち帰りも出来ないから（70代女性）」などがあった。従来より支持されている自宅から購入できることによる利便性に加え、非対面での購入が求められる近年の事情からも、家具通販サイトの需要はさらに高まっているようだとしている。
一方、「実店舗の方がよい」と答えた人の理由には、「家具は実際に座ってみたりして座り心地やさわり心地を確かめたいから（20代女性）」「実際に見て決めたい。今までの家具の処分の相談がしやすい（50代男性）」「大きさが画像では微妙に違いが出るので実測できる店舗が良い（70代男性）」「通販はカタログで見るのと実際に実物を見た時で印象が違う場合が多い。実店舗ならそういった相違がないのが良い（50代女性）」「実際製品を見ながら店の担当者に聞きながら検討する（70代女性）」「現物が見れるので、部屋に合う・合わないが分かりやすく失敗がない（70代男性）」などがあった。スタッフに相談できる、実物を目にできる、触れることができるという実店舗のメリットを求める声が多くみられた。
もっとも回答者の多かった「どちらともいえない理由」と答えた人の理由には、「実店舗で商品を確認してネットで購入するのが一番良い（40代女性）」「それぞれの良さがあるから。高価なものを買う時はやはり実物を確認しておきたい（30代女性）」「サイズとかはやはり実際に見て決めた方がいいが、気にいる商品が店舗にないことが多いのでサイト頼りになったりするから（50代男性）」「実店舗の方が実際に見れて購入できるが、デザインなどは通販の方がオシャレで価格も安いことがあるので（50代女性）」「使い勝手を調べる必要があるときは実店舗。そうでなくて置き台など利用目的が満たせるものは通販でも良い（60代男性）」などがあった。
本アンケート調査の結果は、「ファストレンド」のサイトにて公開している。
