2021.11.28

インターソナー、残糸・残布活用のアパレルブランド「RYE TENDER」展開 「循環型社会」の実現目指す

アップサイクルプロジェクト「RYE TENDER」を展開

事業開始後は、ブランドのイメージ定着や情報発信に苦心する1年間でもあったという。「国内での意識の高まりもあり、サステナブルなブランドという側面が独り歩きしてしまった点も多くあった」(同)と振り返る。

こうした課題も踏まえ、ブランドのコンセプトや開発現場などを発信するLP(ランディングページ)の制作も進めている。「発足当初からユーザー数も拡大する中、D2Cブランドとして自分たちの言葉で情報を発信することの大切さを改めて実感した」(同)と言う。

自社サイトを起点に、販路の拡大も進めている。東京・大阪の百貨店などでポップアップストアの展示も定期的に実施、リアルの場での試着や購入の機会を提供している。

10月には、購入型クラウドファンディング(CF)サイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で新商品の先行販売も行い、目標額を上回る支援を得た。「現在の集客はSNSや口コミが中心。新たなユーザー層の開拓につながる挑戦は今後も積極的に続けていきたい」(同)と言う。


「RYE TENDER」
https://ryetender.com/




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