2021.09.26

「いきなり!ステーキ」、2020年はEC売上が2倍 イベントに合わせた商品企画や広告に注力

「楽天市場」では2種類の広告を活用し、集客も強化した。通常時は検索連動型広告の「楽天RPP広告」、「楽天スーパーセール」の際は、「楽天スーパーDEAL」を活用した。広告の運用方法を変更したことが売り上げ増加につながったという。

「私がECの運営に携わってから、広告費をかける割合を変更した。『楽天スーパーセール』は多くの一般ユーザーが『楽天市場』に訪れる。このタイミングを逃してはいけないと思った。年末の『楽天スーパーセール』では、通常時の10倍の広告費をかけて、集客を図った」(同)と話す。

広告費を増額したことで、2020年の年末に販売した福袋の総販売数は2400セットを超えた。2019年に販売した福袋の総販売数と比較すると、約4倍の規模になった。


昨年販売した人気の福袋

今後はSNSでの情報発信を強化していくという。

「LINEやSNSを使って、モールの最新情報を届けていきたい。『楽天市場』だけでなく、『アマゾン』『PayPay(ペイペイ)モール』でのニュースも発信して、より多くの一般ユーザーを巻き込んでいきたい」(同)と意気込みを示す。


「いきなり!ステーキ 楽天市場店」
https://www.rakuten.co.jp/ikinaristeak/




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