2024.09.26

江崎グリコ、Greenspoonと共同開発のスープ発売 子会社化後初の取り組み

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写真左からGreenspoon 小池優利執行役員、田邊友則CEO、江崎グリコ 執行役員 健康イノベーション事業本部長 木村幸生氏

江崎グリコは9月17日、冷凍食のサブスクリプション(サブスク)サービスを提供するGreenspoon(グリーンスプーン)との共同開発商品を発売した。江崎グリコの人気商品である「アーモンド効果」を使用したスープを発売した。Greenspoonの自社ECサイト限定で販売し、Greenspoonの強みでもあるデジタル広告を活用して、購入を目指していく。
 
江崎グリコは今年6月、Greenspoonを完全子会社化した。江崎グリコは現在、「美味しさ」と「健康」を価値とした新たな商品・サービスの開発に注力している。
 
「当社としてもこれまでの菓子や飲料だけでなく、Greenspoonが加わることで、料理を提供することができ、消費者の喫食シーンの増加につながる。今まで当社で獲得できなかった消費者を獲得できる」(江崎グリコ 執行役員 健康イノベーション事業本部長 木村幸生氏)と説明する。
 
商品は秋をイメージした3種類のスープを発売した。


 
「レシピ開発には約2カ月間を要した。まずはコンセプトを決め、その後、レシピ検討、原材料調達、2度の合宿、試食のプロセスを経て、発売にいたった」(Greenspoon 小池優利執行役員)と話す。
 
商品はGreenspoonのECサイトのみで販売している。
 
「デジタル広告の運用に関しては、『アーモンド効果』を全面に打ち出す広告ではなく、あくまでGreenspoonのスープの商品として訴求していく」(Greenspoon 田邊友則CEO)と話す。
 
12月13日には、江崎グリコが展開する糖質にこだわった「SUNAO(スナオ)」ブランドから、糖質を抑えた冷凍生パスタ麺を発売する予定だ。現時点ではGreenspoonの自社ECサイトのみで発売し、デジタル広告を活用して顧客獲得に注力していく計画だ。

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