2024.06.08

CAPES、物流業界をポジティブに 新規開設ECサイトのコンセプトは「物流古着」

西尾浩紀社長

「物流が面白いと思ってもらう。そんなポジティブな物流業界にしたい」と話すのは、CAPESの西尾浩紀社長だ。

同社は2018年6月に創業し、物流事業やコンサルティング、ECなど4~5つの幅広い事業を展開する。

創業から7年目を経過した現在も「物流は面白い。業界がポジティブになるようなチャレンジをどんどんやっていきたい」(西尾社長)。創業時からの物流への思いを事業化して挑戦を続けている。

さまざまな事業を展開していく中で2020年12月、グッズやプレゼント品などを中心に、物流をコンセプトとした雑貨やアパレルのECサイト「メリーロジスティクス」を開設した。

「物流古着」というコンセプトのもと、物流企業のロゴが入った衣料品を販売。デザイン性の高い物流Tシャツやトレーナーなどを販売している。

他にも、物流の業界で飛び交う用語や現場での「あるある」をかるたにした「Weare物流人(ろじんちゅ)カルタ」、置き配ステッカーなど物流業界に特化したオリジナルアイテムも販売する。「アーティストと組んだり、異なる業界とコラボしたり、文脈と文化のバランスを工夫して商品を開発している」(同)と話す。


▲ビールからアパレル、雑貨など幅広い商品を展開

今年5月24日にはオリジナルクラフトビール「LOGIBEER‐MIKANSAISON‐」の販売を開始。物流業界に従事する人を労いたいという思いを商品開発につなげた。

ビールの醸造はCamosiBrewing社に依頼。パッケージは、グラフィックデザイナー・アーティストとして国内外で活動するSHINKNOWNSUKE氏が手掛けた。

今後は「ロジフェス」の開催を検討している。フェス形式の展開によって、一般のユーザーが物流業界を知るきっかけにしたいという。物流業界における現場の人手不足や企業の認知拡大にもつなげていく狙いもあるようだ。





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