2024.04.22

ECMSジャパン、コスパの高い海外配送 追加補償「ESE Care」提供

ECMSジャパン 小松英樹社長

越境配送支援のECMSジャパンは、コストパフォーマンス(コスパ)の高い海外配送サービスを提供している。4月中に破損や紛失事故に対する追加補償サービス「ESE Care」の提供も開始する。コスパの良さと、安心感を与える追加補償サービスでさらなる顧客獲得を狙う。

国際宅配便サービス「ECMSスタンダードエクスプレス」は、国内での集荷から、海外の目的地への配達完了まで行う。個人・企業を問わず、誰でもすぐに利用することができ、ウェブ上で出荷申し込みから、クレジットカード決済による輸送料金の支払いまでを完結できる。

発送可能国・地域は、米国、中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、カナダ。契約荷主限定でEUや英国への配送にも対応している。今後、配送可能エリアは順次拡大する計画だ。

同社はアマゾンなど大手EC事業者をクライアントに抱えている。

昨年から、大口貨物の配送に対応するフォワーディング事業を本格展開している。

「既存の顧客企業が大口貨物の配送も利用したり、法人向けの販売や現地での在庫販売のための輸送に活用していただいたりしている。大口の取り扱いにより荷物の量が増え、IATA(国際航空運送協会)が出している取扱量のランキング(23年2月度)では、名だたる輸送会社に並び15位に入った」(小松英樹社長)と話す。

4月末ごろの提供を予定している「ESE Care」では、発送品申告価格の補償のみならず、代替品の発送や日本への返送、現地での破棄などのコストも補償する。出荷案件1件に付き数百円という安価な費用で提供する。



■【越境ECトレンド分析】海外進出は不可避の選択肢に!?米国、中国、東南アジアの傾向は?
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■ECソリューションマップ2024【越境EC編】有力サービス紹介<カオスマップ付>
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