2024.04.02

SBペイメントサービス、「Shopify」で海外向けの決済「銀聯ネット決済」「WeChat Pay」に対応

ソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービスはこのほど、「Shopify」のコマースプラットフォームにおいて、新たに「銀聯ネット決済」「WeChat Pay」に対応したと発表した。「Shopify」を利用する日本の事業者の海外向けの決済手段拡充を図った。

SBペイメントサービスは、決済代行会社として、事業者向けにオンラインショップで利用できる40種類以上のブランドの決済手段を提供している。

Shopify Japanとの提携により、世界175カ国で展開されているコマースプラットフォーム「Shopify」と、自社のオンライン決済サービスを連携して決済手段を提供しており、3月19日に新たに海外向けの決済手段として「銀聯ネット決済」と「WeChat Pay」への対応を開始した。

「UnionPay(銀聯)」は中国で最も普及している決済ブランド。「銀聯カード」は、2021年3月時点で180の国と地域で利用でき、発行総枚数は90億枚を超えている。「銀聯ネット決済」は、「銀聯カード」を利用してオンラインで買い物ができ、中国向けの越境ECにおすすめの決済手段となる。

「WeChat Pay」は、月間アクティブユーザーが13億人を超えるメッセンジャーアプリ「WeChat」に備わった決済手段。EC事業者の越境課題の解決に加え、在日外国人ユーザーも利用でき、インバウンド客と在日外国人客の両軸へのビジネス展開を可能にする。

今回の決済手段追加を記念し、「銀聯ネット決済」または「WeChat Pay」の初期・月額費用が永年無料になるキャンペーンを実施する。5月31日までに専用フォームから問い合わせし、SBペイメントサービスのオンライン決済サービスの「銀聯ネット決済」または「WeChat Pay」を導入した事業者が対象となる。



SBペイメントサービスは、今後も「Shopify」を利用する日本の事業者が利用できる決済手段を拡充していく考えを示した。




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