2024.03.21

エアールームテクノロジーズ、3月でサービス終了 過去にはクレカ誤決済も多発

エアールームテクノロジーズは3月13日、家具のレンタルサービス「airRoom(エアールーム)」を終了すると発表した。終了日は3月31日。サービス終了の理由は明らかにしていないが、過去にクレジットカードでの誤決済が多発していたという。
 
「エアールーム」は机や扇風機、照明、カーテン、美容家電、生活家電などをレンタルできるサービス。2018年に創業し、2019年には総額1億円の資金調達も実施した。
 
同社に出資した企業は、主にコロプラネクスト、名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社、F Ventures LLP有限責任事業組合、オークファンなど。社外顧問に大塚家具で代表を務めていた大塚久美子氏も参加していた。
 
2022年以降から、SNS上で「商品を購入したが届かない」「商品を購入していないのにクレジットカードでの決済が行われている」「返金処理の連絡をしても返答がない」などの声が上がっていた。実際に「カスタマーサポートに連絡しても返答がなく、不安だったので、クレジットカード会社に連絡して請求を止めてもらった」という利用者の声もあった。
 
3月13日に新規注文の受け付けを終了し、同31日にサービスを終了する。4月10日には、カスタマーサポートサービスの提供を終了する。同12日には、顧客の個人情報などのデータを削除すると発表している。



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