【「楽天SOY2023」受賞店に聞く】『腕時計のななぷれ』吉川睦希マネージャー「来年はジャンル賞で来たい」

---

「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー（SOY）2023」で「NATIONS賞」を受賞した「腕時計のななぷれ」を運営するnanapleの吉川睦希マネージャーに、「楽天市場」における2023の注力点や2024年の展望について聞いた。

---

今回の受賞は「ジャンル賞」ではなく、「NATIONS賞」なので、お世話になった皆さまに、感謝を伝えたいというのが率直な感想だ。「ジャンル賞」を逃してしまったことに関しては、もちろん悔しさはある。来年は「ジャンル賞」、できれば大賞を受賞したいという思いは強い。

コロナ禍のピークが過ぎ去り、ＥＣは楽天市場を含め、いったん落ち着いてしまった。そんな中ではあるが、2023年は、ある程度盛り返すことができた。

2023年は、新しい商品や販促方法などを取り入れ、どこに顧客のニーズがあるかを再確認することができた。求められているニーズに対して、スピード感を持って対応できたことが、今回の受賞につながったのかもしれない。

競合他社と比べ、そこまで大差がある商材ではない。だからこそ、他社よりも少しだけクオリティーの高いサービスが、差別化につながっていくと考えている。

「NATIONS賞」に関しては、私たちよりも、周りの企業さまのおかげなので、当社の感想を言うだけでは難しい部分もある。この賞の受賞は、本当に皆さまのおかげだと思っているので、受賞を通じて、感謝を伝えられたらと思っている。

ただ、当社として今回の受賞に満足しているわけではない。本来の「ななぷれ」としての成長を見せられるよう、精進していければと思う。それが、皆さまへの恩返し、そして次の受賞につながってくると思っている。