2023.11.23

ヒラキ、中間期の通販売上14%減の33億円 下期は販促強化で巻き返し

ヒラキは11月17日に行った決算説明会で、中間期(2023年4ー9月期)の通販売上高が前年同期比14.3%減の33億9900万円になったと発表した。営業利益は同48.7%減の1億7000万円だった。
 
低価格商品を引き続き投入し、テレビCMの放送やSNSの情報発信、インフルエンサーとの取り組みを行ったものの、売り上げは伸び悩んだ。
 
伊原社長は「大幅な減収減益となった。こうした現状を深く現実として捉え、挽回できるように実行に移している」と話した。
 
決算説明会で、伊原社長は「通販の売り方に説明が必要だった」と中間期の決算を振り返った。また、「当社の通販事業は安さが強みの一つ。ただ、安い商品はどの企業も展開している。価格以上の価値についてユーザーへの説明が足りなかった」とした。
 
一方、下半期の通販事業は、週替わりの目玉商品など販促策を打ち出して受注獲得を狙う。「11月11日以降、受注金額が伸びてきた。新しいカタログの投入も含め、下期に巻き返しを図っていきたい」(同)と話した。




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