カウシェは10月11日、シェア買いアプリ「カウシェ」において、アプリ内にある農園で育てたデジタルの作物が、収穫後に実際の商品となって自宅に届く「カウシェファーム」機能をリリースした。、作物をアプリ上で育て、収穫する「楽しさ」を届けることで、毎日つい開きたくなるECアプリを目指す。
カウシェの提供する「カウシェ」は、友人や家族、またはSNS上の誰かと一緒に商品を購入することでお得になる「シェア買いアプリ」。買い物の醍醐味ともいえる「この商品、いいよね？」「一緒に買おうよ！」といったやりとりをオンライン上で実現することで、「ショッピングの楽しさ」と「お得な買い物体験」を提供する。ユーザーがSNS等に自発的に投稿することで、商品を出品している事業者は商品情報の拡散が期待できる。
このほど、「カウシェ」アプリ内の農園で育てたデジタルの作物が、収穫後に実際の商品として届く「カウシェファーム」機能をリリースした。「カウシェファーム」機能では、「カウシェ」アプリ内でコーヒー・たまねぎ・ナッツ・ミニトマト・お茶・お米などの中から好きな作物を選び、名前を付けて育てることができる。
アプリ上で水やりをして育てることで、作物の形態が進化し、収穫時期になると、育てた作物に関連した商品の「100％OFFクーポン」が発行され、実質無料で選択した商品を購入できる。「カウシェファーム」に友達を招待すると作物の成長速度が早められる追加の水を獲得できるなど、コミュニケーションを通して「楽しさ」を感じられる体験を提供する。
▲コーヒー、たまねぎ、ナッツ、ミニトマト、お茶、お米などの好きな作物を選び、名前を付けて育てることができる
▲デジタルの作物を収穫すると本物の作物と交換できる100%OFFクーポンをもらえる「カウシェ」は、これまで、早い・安いといった効率性が重視されてきたオンラインの買い物において、「楽しい」を軸にした新しいショッピング体験をつくることを目指している。2022年10月には、「カウシェ」を利用中のユーザー同士でフォローできる機能、「スタンプ」や「テキストメッセージ」、1日1回無料で挑戦できる「カウシェ de ポン」などの「楽しくて、毎日つい開きたくなるEC」につながる機能を公開した。そんな新しいショッピング体験のさらなる進化を図るため、農園で作物を育てるゲーム機能「カウシェファーム」のリリースに至ったとしている。
2023年9月に発表した、オンライン上での人との交流を通して継続的に「お得」が溜まっていくコインの仕組みに続いての今回の取り組みにより、さらに多くの人が「楽しい」と感じるショッピング体験の創造を目指していく考えを示した。
